20190806 中間発表1
夏季休暇前3研究室合同の中間発表を行いました。次回ゼミは9/19 13:30~です。また、次回中間発表は10/2 14:30~の予定です。
老々介護問題を緩和するハードとなる建築の提案ができておらず、先生方にはピンと来ていない反応を頂きました。発表後のゼミ内反省会では藤田先生から建築からテーマを考えることもアリだと助言を頂きましたが、老々介護問題に対処するというテーマをまだ諦めたくないので、もう一度このテーマを見つめなおします。また、ダイアグラムと図面でそれをしっかり伝わるよう示す必要があるとわかったので、介護者へ問題の意識を向けてみるなどして、もう一度老々介護の問題点について考え、それをハード的にもソフト的にも緩和する提案をしたいと思います。
他にも、老々介護のリアルでエグい介護の実情に迫るものはどうか、老々介護者・被介護者をどのようにして活動拠点に引っ張り出してくるか考えるべきでは、などの提案を頂きました。エスキス以前に老々介護の実情についてまだ深く理解できていないことを実感しました。理解を深めることはよりよい提案をするのに必須なので、調査を含め老々介護や介護の諸問題について調べ直します。
今後のスケジュールは、夏季休暇中に敷地地域の調査(地域のにぎわいや人口層、実測、エグさに迫るもの)をし、またプランニングを進めます。後期開始直後の中間発表には内容のある提案ができるよう努めます。
弓場
今回の中間発表で駐車スペースに関するテーマを提示しました。まず、発表を終えての感想は授業の関係で三寺研の人たちの発表しかみていなかったのですが、パワーポイントを使って伝えるということがとても大事だなと他の研究室の発表を聞いて改めて思いました。ゼミで話している時は今までの作業過程を踏まえているのである程度は伝わりますが、ゼロから説明するとなった時今回の自分の発表でどれだけ伝わったのかなと不安になったので本番までに提案もそうですがプレゼンもしっかりと準備したいと思います。
次に他の先生のどんなご意見をもらったかですが、三寺先生からはネットワークなどを活用したプラスアルファのものがほしいと言っていただき、川島先生からは自分の提示した「金沢らしさ」というところは曖昧な表現で定義づけできないと言っていただきました。このことに対して私はあまりにも深く掘り下げて自分の研究に取り組めなかったなと実感しました。その土地ならではのネットワークや「金沢らしさ」という部分などを調べきれていないためつっこまれたのだなと思いました。このテーマにたどり着くまで何度もふりだしに戻っていたので社会的背景をもう少し見つめて考えていこうと思います。
最後に、今後のスケジュールとしてまず敷地周辺の再調査を行います(8月中に行きます)。調査内容として金沢駅の使われ方(どんな人が使っているか、利用客数、西側と東側の違いなど)を調査して今後のプランの提案の資料に活用したいと思います。また、まちのネットワークがどんなものかを地域の人に聞いてみたいと今回の発表で思ったのでそれもしたいと思います。次のゼミまでに今回の中間発表ではなかった平面図でのプランを金沢のまちにそったコンセプト(金沢の建物の調査も行ってからします)や町の調査をふまえて提示できるように頑張ります。
村井
中間発表では海沿いの地方の観光地域の活性化をテーマに発表しました。中間発表を終えて、ひとまずは題材となるテーマが大方決まってこれからどう進めていくかが見えてきました。中間前最後のゼミでは、プレゼンボードでの中身がぼやけた未完成のものを提出してしまい、ひどく落ち込んで自分が何がしたいのかわからなくなりました。テーマを変えなきゃいけない状態になるのではないかと不安になったそんな悔しさから本当にやりたいことを研究し、今回のテーマができました。
2研究室の先生方に聞いてもらった意見では、海沿いで景観が良い場所に建物があるのが本当に良いことに繋がるのか、景観をいじることで変わる環境もあるのではないかと私がサブテーマで考えていた景観についての意見を頂きました。私が使用しようとしている土地は私の地元であるため、地元を愛しているこその魅力、そこでの新たな魅力の発見の引き揚げ方についてなど、今後進めるうえでの良い意見もいただけました。ですが、どのような建物が建つのかなどはまだふわふわとした状態であったため、うまく返答できずに膨らむことなく終わってしまいました。なので、夏休みの間は短時間でも調べ切れていない部分を伝えられるような内容に仕上げていきたいと思います。
終了後の反省会では、やはりその土地である意味、自分がしたいことを他の人に別の意味で伝わってしまって、本来の欲しかった意見を頂けてない部分があるのではないのかとの指摘もありました。中身以外にもプレゼンボードでの指摘、ダイヤグラムやイラストの説明などが重要になるにもかかわらずうまく説明できなかったことが少し残念でした。プレゼンボードの質や発表の仕方を改めて改善していこうと思いました。
最後に、今後のスケジュールとして8月中は時間があまりとれないのですがエスキスを中心にアイデアを練っていこうと思います。9月からはエスキス模型、コンタ模型が作れるように調査を進め、実際に政策が少しでも進むように手を少しずつ動かしていく予定です。
中間発表を行っての感想、反省点についてです。まず題材説明をしましたが、そもそも幼稚園を作るというところの根本的な理由付けヨコミネ式教育法を題材に選択したという起用理由やそこで出てくる問題点、その解決策などが全て薄く浅いものに見られていると感じたので、自分が題材にしたものに対してもっと深掘りをし、向き合う必要があると考えました。またエンゼル幼稚園での現地調査についての調査結果やそれに伴って見えてきたものをしっかりと提示してみせるべきでした。またダイヤグラムにて提示した問題点やその解決策を説明し、それを実際に図面にて開示するというのが本来の流れにしなければいけない筈が、ダイヤグラムが全く機能していなく発表の際もほとんど説明を省いてしまいました。図面も引かず提案も稚拙なスケッチのみになってしまい、先生方にご意見いただく以前の問題で図面への落とし込みが不完全だと感じました。
先生方からは「ヨコミネ式教育法を取り入れた幼稚園を作る」という題材の選択そのものが卒業制作の幅を狭めているのではないか?というご意見をいただきました。たしかに、ヨコミネ式教育法を導入している幼稚園を作ったとしても、既存のルールから逸脱することが出来ずただのよくある綺麗な幼稚園を作っただけで終わりとなってしまう可能性が高いと思いました。
既存の概念を破るような卒業制作ならではの提案をしたいのであれば、社会問題など他要素を絡めるなどをし、変化を試みる必要があると感じました。また、それ以前にもっとヨコミネ式教育法、並びにそれ以外の教育法、幼児教育の現状やそこに今足りないものなどを調べ尽くして把握する必要があります。
今後のスケジュールとしては、上記の中間発表にて浮上した改善点を一つずつ解消していくつもりです。エンゼル幼稚園だけでなく、他の幼稚園にも足を運び現地調査にて子どもの行動調査をさせていただき、データ取りをしようかと思います。現状では自分が以前にお世話になっていた地元の幼稚園に目星をつけています。また、再度幼児教育の現状と教育法についての調査を行い、その上でヨコミネ式教育法がどういった現在位置付けにいて、これからヨコミネ式教育法を発展させるためにどういった効果が必要か、どのようなアプローチをかけるとよいかを研究していきます。
橋本
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