20191211
卒研発表会が終わりました。次回ゼミは12/17です。
質疑応答
- 川島先生
Q. 山間部である敷地の地形学的な特徴は?
A. 計画敷地自体にも緩やかな勾配を含み、それが日常的な運動強度の向上としてプラスに働く。
― 対策していた通りの返答ができた。
- 三寺先生
Q. 建築デザインはどのように老老介護問題の緩和につながっているのか?そのポイントは?
A. 連続性を活かして歩行を促すことがポイントになっている。
― 要介護度の改善や健康水準の向上などの、歩行を促すことによる結果も返答すべきだった。ディテールを持ち出して説明できればよかった。
- 玉野先生
Q. なぜ屋根が変化しているのか?
A. 二階部分のスペースが生まれることと、外に向けて開くことにつながるから。
― 二階部分の具体的な機能や活動の内容を加えて説明できれば、より分かりやすくなった。
- 西尾先生
Q. 屋根の勾配が変わっていくことはボケ防止に役立つのでは(コメント)。それを考慮していた?
A. 考慮はしていない。勾配間で見える景色が変化するので、つながる可能性はあるかもしれない。
― 考えていなかったことだったが、形態から予想して返答できた。予想でなく、事前に調べて考慮できていればよかった。
弓場
無事、合格をいただきホッとしております。来週は卒制展に向けてのプレボレイアウト案を提示いたします。(以下、発表にて質問されたこと、その返答を明記します。)
[玉野先生からの質問]3つの教育法に絞った中で、なぜヨコミネ式教育法を選んだのか。
[返答]海外で提唱された教育法と日本で提唱された教育法を比較したかったから。ヨコミネ式教育法は「経験主義と系統主義」という形で教育法を分類した場合、「系統主義」になり、現代の日本の幼児教育の傾向にそぐわないながらも、認知度は高まり導入園は増加してきているから。(パワポで示せていない「経験主義と系統主義」の話を出してしまい、なかなか伝わっていなかったと思います。)
[西尾先生からの質問]その3つの教育法を使ったそれぞれの保育施設の内部空間をこれからどのようにしていきたいのか。
[返答]
シュタイナー教育法は、家具やカーテンなどの内装の配色を全て刺激を与えないような淡い色に設定するという方針があり、それに即した空間にする。
モンテッソーリ教育法は、子どもたちの自分のタイミングで自由に行う教具を用いた活動が多いため、それぞれの活動がしやすいような小さなブースのような空間が必要。
ヨコミネ式教育法は、身体を使った運動系の活動が多いため、のびのびと活動できるような広い空間が求められる。
(発表のまとめの部分で発言すべきところだったと思うので、この質問はありがたかったです。しかしし、さらに具体的な内部空間の例を挙げられればよかったと思います。
橋本
質疑応答について(発表会にて先生方に質問されたこと)
川島先生
Q モビリティサービスが変化していく中でこの建築はどうなる?
A タバコを吸う人と吸わない人がいるように車に乗るライフスタイルをもった方に向けてこの建築は生まれ変わると思います。
→普通に趣味嗜好を持って車を乗る人に向けた建築になるとわかりやすく伝えればよかった。
三寺先生
Q 金沢の街に対してこの建築はどう影響していくのか?また渋滞が問題になっていることについて
A 90m近くある建築はこの街のシンボルになると思います。人と車がこの建築に集まることである程度の渋滞は緩和されると思います。
→質問の趣旨が違った上、周りの敷地の情報をもっと探る必要があると感じた。減らすのではなく駐車場を増やしているのでそこが渋滞の解決に繋がっている訳ではないので今回の提案では渋滞問題を踏まえた建築ではないと伝えるべきだと思った。
玉野先生
Q なぜアクリルの模型にしたのか?
A 今回の提案で主に構造体をアクリルで作りましたが、人と車には色がついています。その人と車が交わり色々な色になることでこの建築が色づくことを表現したかったからです。
→あらかじめ来るであろう質問だったのでこの質疑応答に関しては反省点はないです。
西尾先生
(感想)三寺先生の言う通り金沢にふさわしい建築かどうかはわからないけどとてもかっこいいと思う。ドイツにも車を見せる駐車場があるけどそれと同じくらい未来的だ。
→かっこいいと言っていただけたのはありがたかったですが、やはり金沢の街との繋がりが弱く感じたのでもう少しそこを詰めていければと思いました。
村井
質疑応答について
川島先生
Q 自分だったら海部分にあるコテージに泊まりたいし、そちらのほうが魅力があるので海部分のデッキはもう少し伸ばしたほうが良いのでは?
A 藤田先生の指導でもそのような提案はあったが、3つのエリアの特徴を味わってもらうために平均的な数でコテージを配置した。
自分としては指摘の質問だと思って焦ってしまったが、藤田先生にも指導していただいたときに似たような回答をしたためそつなく返答できたと思います。だが、やはりもう少し、夕日との関連のある場所にコテージを増やすべきだと思いました。
玉野先生
Q この場で家族でBBQなどのアウトドアはできるのか
A もともと浜辺なので、いつも行っていたような行事は行えます
Q 浜辺はどこの管轄
A 調べは甘いがこの付近には野積地域の自然環境保護などがあり、寺泊地区の管轄だと思います
予想外の質問が来て、回答に詰まったが、周辺環境なども少し調べておいたことにより回答ができた。
西尾先生
コメント このような形式の宿泊施設は海外(タイetc.)にあるが、これはこの土地にあったもので良いと思う。だが、虫などがたくさん来たりします。
A ありがとうございます。次回までに考えます
褒められているようで嬉しかったです。だが、そういった外的環境の対策も考えるべきだと思いました。
全体としては、思った以上に突っ込まれた質問や指摘などが少なく自分の中ではびっくりしました。返答もうまく返せてたりちゃんと話せていたので良かったです。
須田
コメント