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2016年11月25日 (金)

Staff 平成23(2011)年度

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藤澤光治 Koji FUJISAWA@岐阜高専建築学科



コンバージョン建築の特徴別にみた改修方法と留意点

*研究目的*
近年、建築物の再生・再利用を行うコンバージョンが注目されている。今後のコンバージョン普及のためには一般的な小規模建築物に関する知見が必要であるが、改修方法費用などの情報が少ないのが現状である。そこで本研究では、岐阜市とその近郊に位置する小規模事例を対象としてヒアリング調査を行い、改修方法・コンバージョンを行う際の留意点の一端を明らかにすることを目的とする。
*研究方法*
国内におけるコンバージョン実施の背景を把握することを目的とした文献調査及び、小規模建築物における留意点を明らかにすることを目的としたヒアリング調査。
*まとめ*
施主の愛着や思い出が蓄積した建築物をコンバージョンによって活用することで、新築にはない趣が生まれ、何者にも代えがたい魅力ある空間となりえる。
また、限られた予算の中で改修が行われることが多く、それぞれの改修方法と費用の詳細な情報を得ることが普及の一助となろう。(文責 荒川誠)


c0028578_1655412.jpg岩田卓也 Takuya IWATA@岐阜高専建築学科











c0028578_1657646.jpg加藤未知麻 Michima KATO@岐阜高専建築学科
ワークスペースを有する小学校の設計意図と活動実態及び意識評価の関わり
*研究目的*
 ワークスペースがクラスルームに隣接している岐阜市立岐阜小学校において、設計者の意図、児童の空間利用特性、児童・教師の意識評価の差異を明らかにすることで、岐阜小学校の建築計画に関する課題を空間別に抽出することを目的とする。
*研究方法*
設計者を対象にしたヒアリング調査、児童・教師を対象にした行動観察調査、児童を対象にしたキャプション評価法を用いた実験、教師を対象にしたアンケート調査を行い、その結果から、相互の関わりについて分析・考察を行う。
*結果・考察*
 男児は大人数での遊びを好み、女児はおしゃべりなど集団内で個々に活動する遊びを好む傾向があると推測される。
キャプション評価法を用いた実験では、児童の撮影対象は、日頃からよく利用する場所、特徴的な空間(メディアスペース、特別教室)、普段解放されていない特別感のある空間(屋上ひろば)などが評価されている。
各クラスルームにワークスペース(中)程度の囲われた空間が付随すると、気兼ねなく利用でき、活動の幅が広がると思われる。
運営側ではカーペット、活動が誘発される物(本、遊び道具)、暖房器具などの設置により児童にとって魅力的な空間にする必要があると考えられる。設計者側では音や視界からの影響を軽減させるためWSや壁の位置に対する考慮、運営側では中庭の開放、授業方針の変更などの改善が求められる。
魅力的なWSの形成に加え、教師の負担を軽減しWSの活用を促すことが重要である。
(文責:大橋誠)











c0028578_1823329.jpg福地貴文 Takahumi HUKUCHI@岐阜高専建築学科











c0028578_1824580.jpg浅井彩香 Ayaka ASAI@岐阜高専建築学科

まちの里親さん ‐家族が生まれる空間‐
*設計目的*
現在の機械的な制度に共同生活の場を加えることにより、本当に合った里親の元で暮らせる手助けをする。また、里親だけでなく地域住民やボランティアの3つの目で孤児たちを見守ることができるようにするため、既存の建物と関係を持たせ、より地域に密着した共同生活の場を提案する。
*研究概要*
「増殖する温かな空間」を設計のコンセプトとした。既存の建物周辺に里親と孤児が住む住宅を建て、その住宅の周囲に1人用の住宅を建てる。それらを空間的につなぎ、増やしていくことで空間の塗り替えをはかる。また、里親と里子の他に地域性(グリーンセンター)、ボランティアという2つの要素を取り入れることで孤児と里親以外の人との交流の機会をつくると共に、お年寄りたちの居場所にもなり、若い世代に里親制度を知って貰うきっかけにもなる。
*まとめ*
里親と孤児の関係に地域住民やボランティアを巻き込むことで、孤児が様々な年代の人々と家族のような関係を築き、強く自立していくことを期待する。
(文責:石田昭彦)


c0028578_183921.jpg植田宏貴 Hiroki UEDA@岐阜高専建築学科



コンバージョン建築の特徴別にみた留意点

*研究目的*
近年、建築物の再生・再利用を行うコンバージョンが注目されている。今後のコンバージョン普及のためには一般的な小規模建築物に関する知見が必要であるが、改修方法費用などの情報が少ないのが現状である。そこで本研究では、岐阜市とその近郊に位置する小規模事例を対象としてヒアリング調査を行い、改修方法・コンバージョンを行う際の留意点の一端を明らかにすることを目的とする。
*研究方法*
小規模建築物における留意点を明らかにすることを目的としたヒアリング調査。
*まとめ*
時代を経たコンバージョン建築は、新築ではつくれない魅力的な空間が見られた。また、コンバージョンは限られた予算の中で改修が行われることが多く、それぞれの改修方法と費用などの詳細な情報を得ることが普及の一助となろう。
(文責 荒川誠)


c0028578_1862461.jpg川地成美 Narumi KAWACHI@岐阜高専建築学科
設計意図と活動実態・意識評価からみた小学校空間のあり方
*研究目的*
ワークスペースがクラスルームに隣接している岐阜市立岐阜小学校において、設計意図、児童の活動実態、児童・教師の意識評価の差異を明らかにすることで、岐阜小学校の建築計画に関する課題を空間別に抽出することを目的とする。
*研究方法*
 設計者を対象にしたヒアリング調査、児童・教師を対象にした行動観察調査、児童を対象にしたキャプション評価法を用いた実験、教師を対象にしたアンケート調査を行い、その結果から、相互の関わりについて分析・考察を行う。
*結果・考察*
男児は大人数での遊びを、女児は集団内で個々に活動する遊びを好む傾向があると推測される。
 キャプション評価法を用いた実験では、撮影対象は日頃からよく利用する場所、特徴的な空間(メディアスペース)、普段解放されていない空間(屋上ひろば)などが評価されている。
 ワークスペースの活用を促すためには、児童にとって魅力的な空間にする必要があると考えられる。
魅力的なワークスペースの形成に加え、教師の負担を軽減しワークスペースの活用を促すことが重要である。
(文責:大橋誠)











c0028578_18636100.jpg西川瑠奈 Runa NISHIKAWA@岐阜高専建築学科

自作固定遊具を用いた幼児の遊び行動におけるリスクの抽出
*研究目的*
自作の固定遊具を用いて遊び行動におけるリスクの具体的な抽出を行うことを目的とする。
*研究方法*
「登る」遊び行動に着目した遊具を自作し、この遊具を1園に設置後、幼児の遊び行動をビデオカメラ等で記録した。この記録から、遊び行動におけるリスク・ハザードを整理・抽出し、遊び環境におけるリスクの分析を行った。
*まとめ*
自作固定遊具で観察された遊び行動から具体的なリスクの一端を抽出することができた。
(文責:石田昭彦) 

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