« 2019年9月 | メイン | 2019年11月 »

2019年10月

2019年10月30日 (水)

20191029

論文の草稿(未完成)、「10の姿と幼児教育法」の関連性の表を提示しましたが、それぞれの幼児教育法をメソッドを行う場合の行為、行動パターンと保育空間の関連性を1つに纏めた表を提示することができませんでした。

次回ゼミには各教育法の行動分析と空間作用の関連性の表。そしてそれがどのように教育要領や10の姿と関わってくるかというという部分を示すこと。幼稚園訪問を行った際の子どもたちの行動観察を分析し、行為と教育法の関連性を明確にした表。梗概を提示いたします。

橋本


今回はエスキス模型の提示をしました。ハニカム構造と2重らせん構造を用いたプランで作ってきました。それで先生のご意見としてハニカムを用いたメリット(魅力)が今回の模型では伝わらないので、ハニカムにルールづくりをして人がうろうろできるように動線を確保した方がいいと言っていただきました。また、ハニカムの横幅が広すぎて格好よくないので狭めることと、コア(排水、電気、動線)を植物的に配置をすること、多面体を用いて場所(空間)をつくことを意識して次に提示する模型を制作しようと思います。

次回のゼミでそのエスキス模型と平面図、スケジュールに書いた梗概のレイアウトとダイヤグラムを提示します。

村井


梗概のベースと平面図を提示しました。あまりいいアイデアが浮かばず、先生にアドバイスをたくさん頂きました。それを通して平面図を書き直して、全体的に美しさや見た目の面白さの追求をしました。

次回のゼミで、建物のエスキース模型と平面図の修正版、梗概を少し書き直したものを提示します。

須田

2019年10月15日 (火)

20191015 コラム

本日のコラムはジョーカーと2というダブル反則負けで上がってしまった橋本が担当します。

先週末は台風19号が日本列島に直撃しましたね。

皆さんもニュースを観てご存知かと思いますが、関東の方では道路が浸水したり、土砂崩れが起こったり、建物が倒壊したりと大変だったそうです。

特に千葉県は前回の台風被害から立て続けに今回の台風ですのでとても大きな爪痕が残ったことと思います。自分は東京や千葉にも知り合いが多いため連絡を入れてみたところ「今回はしっかり備えもしていたので案外大丈夫だった」とのことで少し安心しました。

自分の地元石川では「こっちはそんなに被害なくてよかったー」という声が多いようですが、そうとも限らないということを、先日バイト先で接客したお客様に教えてもらいました。

その理由が石川県の「経済面」なのだそうです。

これもニュースで観た人は多いかと思いますが、長野県の車庫で北陸新幹線が浸水している映像はご存知でしょうか。

A6817f15ab0f4249a8e95cfc60ada93e

車両が浸水してしまったことによって、なんと北陸新幹線の全車両のうち1/3が現在運転できない状態になっているそうです。さらにはそれを全復旧させるには1〜2年もかかるのだとか。

つまりは北陸新幹線による経済効果が、最低でも1年以上これまでの2/3しか見込めないということなのです。こういった形での被害もあるということを知り、改めて自然災害の怖さを感じました。

20191015

通常通りゼミを行いました。


 コンタ模型のエスキス・本模型と、壁面後退と支持材のエスキス模型を提示しました。プランニングにかける時間がなく、ご指導いただきたかったことがあったにも関わらず不完全なものを提示することになりました。また、スケジュールが遅れてきたことで、拠点本体のエスキス模型を提示することができませんでした。ついでに元気がありませんでした。

 プランニングについて、アプローチや壁面開放の仕様、内壁の位置、支持材の位置、各スペースの面積、動線、構造など、多くのことをご指導いただきました。

 模型づくりをしていたこともありますが、中身の進捗が芳しくなかったので取り戻します。3年生の手を借りて、模型づくりへの労力とプランニングへの労力をきちんと振り分けます。体調も崩し気味なので、スケジュール管理をしっかりしたいと思います。次回ゼミにはエスキス模型とプランニングを修正したものを提示し、コンタ模型を完成させます。

10151022

弓場


これまで収集してきた情報を整理し、必要であろう項目をピックアップして提示しました。しかし、「自立心」を育むにあたっての方針や方法が曖昧すぎるため論文に落とし込むことは難しいとご指摘をいただきました。改善方法としては、「自立心」を育むにあたっての効果的な方法と判断するための基準をしっかり把握すべきだと考えます。また、そもそも「自立心を育む」といった着目自体が曖昧で難しいと言われているので、さまざまな教育法や教育方針からどのような行動がみられ、どのように空間を作用させるべきかを表などで示すことが、明確に論文へと繋げられる方法なのではないかとご助言いただきました。

次回はそれらを踏まえて、教育方針・教育方法等の分析を図表かした上で、論文の草書を提示いたします。

橋本


今回、先生に提案された建築家の案をもとに駐車スペースのエスキスの平面図と模型を提示しました。あまり煮詰めれられなかった故、先生も指導するところがないとなり困らせてしまいました。二重らせん構造を建築に落とし込む作業が個人的にとても難しく躯体を別として考えるにしても参考になる図面などがなく苦戦していました。今回のゼミを踏まえて改めてエスキスをしないといけないと思いました。

また、この建築による魅力(建てたことによる効果)として駐車スペースの増設と他に必要だと思い色々調べていました。ひとつ分かったことが、「公共建築物等による木材の利用の促進に関する法律」というものがあることです。戦後の木材の物価の下落により森林の管理が回ってないため木材を使用し森林を整備することを目的としているそうです。なので今回の設計にも木材を利用した公共建築物の一部として魅力のあるプランを立てたいなと思います。今現在では技術が進歩しておりCLTという木材はものすごい強度が高いものだそうです。それは集合住宅だけでなく、ビルや海外の駅につかわれており高い評価を受けているそうなのでこの木材を、使った駐車場が作れたらいいなと思いますが、調べても駐車場に使われているケースがなくどのくらいまで耐久性があるのかわからないので安易に使いますとは言えないのでもう少し調べようと思います。

次回はそれらをふまえ、エスキス模型(1/200)と平面図を提示したいと思います。

村井


周辺敷地のコンタ模型とエスキス平面図を提示しました。

エスキスでしたが、4つのポイントで2つほどしかエスキスができなかったので提出できるもの少なく、指導していただく部分が多くなかったので、進行速度今以上に早めてプランを決定していきます。また、前回指摘していただいた部分を理解できてない部分や汲み取れていないところが多く調べられてないところがあったので、2週間空いてしまう期間中に時間をかけながら密にゼミのときに提出できるものを描いていかなければいけないと改めて思い、気を引き締めていこうと思います。

次回までに梗概のベースとなるものと平面図(1/200)のエスキス、ボリューム模型とコンタ模型の完成を提出します。

プランニングも今月中に完全決定できるように進めていきます。

須田

2019年10月 7日 (月)

20191007

 藤田先生出張の都合により、前倒しで4年生ゼミを行いました。


 具体的に誰がどんな活動をするのかのアイデア出し過程と、3Dプリンターテストの成果物を提示しました。

 介護者や要介護者、地域住民、観光客単体での活動内容から関係性を持たせるのではなく、施設に地域情報ステーションの役割を持たせて関係性を持たせる方が自然という指摘を頂きました。加えて、ウォーキングにくる地域住民を考えるときに建物の解放具合の調整について相談すると、屋根の形状や空間などの三次元アプローチも含めて考えることが必要だとご指導いただきました。

 屋根の形状による建物の開放度合いなど三次元的な考察が必要なので、週の前半でコンタ模型を作り、後半でボリュームエスキスを行います。余裕があればプランニングも行います。

10081015

弓場


今回、提出物として前回の中間発表を受けて、三寺先生のご指摘を加味して以前提示していた金沢駅西広場を敷地に選定し、平面図と簡単なエスキス模型を提出しました。自分なりに建築的魅力を引き出すために建物のルール作りを行い、駐車場としての有用性を考えながらプランニングをしました。

先生からのご指摘で、プランのルールが甘く的が絞りきれてない状態だったので、紹介していただいた建築物をもとに次回までに改めて平面図とエスキス模型を進め、考えるにあたっての敷地周辺の状況の正確な調査を提示します。

敷地はその場所でほぼ決定するので、敷地模型をそろそろ作りださないといけないともご指摘がありました。模型材料の発注をかけておくようにしておきます。

村井


敷地内の建物の場所を4つ決め、その4つのポイントの魅力や導線などを考えた平面図と配置図を提出しました。

敷地地域の魅力の1つとして、「日没、夕日の沈み」があることから"ブルーアワー"というキーワードを入れ、建物ごとのポイントと夕日を見るポイント、テラス・デッキを掛け合わせたことによる魅力を最大限に引き出すのにはもっと土地を大胆に含めたもの1日の流れ、影など日に関したものを取り入れた考えをしたほうがいいと指導していただきました。

平面図のイメージをもう少し深く考えて、エスキスをしながら形を整えて平面図を描いていきたいと思っています。周辺のコンタ模型を作りながら客観的に見ながら建物ボリュームエスキスも同時進行にします。

須田

2019年10月 2日 (水)

20191002 中間発表

 発表本番2ヶ月前の中間発表を行いました。発表会後には中間お疲れ様および新入ゼミ生歓迎の飲み会を行いました。


 夏季休暇明け最後の中間発表にて、老々介護問題を緩和する「波間の休息」をプレゼンテーションしました。

 川島先生からは、施設の在り方を考える必要があることを指摘されました。建築を建てることのメリットを尋ねられて答えることができませんでした。三寺先生からは、観光客との関わりばかりで、地域社会との関わりを考慮していないことを指摘されました。また、ワーキング・レスパイトケアのシステムについて尋ねられ、介護者と介護士がスイッチすることなどを説明すると一応の納得を得られたので、発表内では説明不足だったように感じました。反省会では前回の発表を聞いていた3年生から、図面などをパワポに載せたことで分かりやすくなったなどの意見を頂きました。

 以上を踏まえて、案の説得力を上げてわかりやすくするために、何の機能(空間)で誰がどう活動するのかを具体的に決めます。発表では触れられませんでしたが、プランニングに問題があるのを自覚しているので、壁面操作やゾーニングを主にプランニングを詰めます。プランニングを詰めたら模型に使う材料などもはっきりしてくると思うので、その考察も同時に行います。


5_a12_2

1002 波間の休息パワポ.pptx

10011008_3

弓場


夏休み明け後の中間発表で地方観光客減少による土地の景観汚染の問題「移り行く景観と共存する」をプレゼンしました。

研究室別の2方の先生からはその場所の分析が甘かったり、そこに作る目的・魅力がいまいち伝わり切れていなかったりと、問題点に着手していないように感じられました。それをやりたい・作りたいという気持ちだけで、全体的になにがしたいのかわからないと指摘を受けました。発表の際には土地のことを知っているからこそ端的に話してしまい、全体情報の不足が多かったと感じアドバイスもしづらかったと思います。

以上のことを踏まえ、自分なりに情報をもう少し集めて相手に伝わりやすいように整理して伝えられるような内容にし、その土地でその作られた空間で何をし何を目的とするかをはっきりと具体的に決めたいと思っています。ゾーニングも足りないので、深めていきたいと思います。模型製作にもそろそろ入る段階なのでゾーニングを同時進行しながら作業を進め、気を張っていきたいと思います。

Photo_191001.xlsxをダウンロード

須田


最後の中間発表がありました。

前回のゼミで指摘されたオブジェの表現や、用水路を用いた際の魅力と建築としての魅力を提示することができず、2研究室の先生方に上手く伝わらなかったので、後悔が残る発表となりました。パワーポイントでの発表でしたが言葉たらずな部分も多く、あまり伝わっていないように感じました。三寺先生からは、前回の中間発表のように交通整備などではなく、建築的魅力が多く伝わるような設計をする方が自分に合ってると指摘を頂きました。川島先生からは、やはり建築的に魅力が伝わらず、この制作では抱えている問題が解決する未来が見えないと指摘を頂きました。

今回のご指摘を踏まえて改めて反省会でも言いましたが、自分のこだわる部分(核となること)がブレすぎていることに気づき、次のゼミまでには建築的魅力が伝わるプランを提示するとともに、今の案をもっと深く掘り下げていこうと思います。

村井


10月2日の中間発表にてご指摘いただいたことと反省点、改善点を記述していきます。

まず、発表にて川島先生からは調査したことが広く浅いため研究と呼べるにまでなっておらず、論文に起こすのは難しいとご指摘いただきました。論文のテーマにする箇所をもっと絞って深く追求する必要があります。三寺先生からはどこまでが見聞でどこからが研究なのかが分かりづらいとのご指摘がありました。ボードやプレゼン自体にもメリハリを付け、どこが重要な箇所なのかを明確にしたプレゼンを行おうと思います。また、しのさんからはプレゼン自体についてもご指摘いただきました。プレゼンボードはダイアグラムの配置に連動性がなかったり、1枚目と2枚目の関連性が分かりづらかったりで見にくい要素がいくつかあったとのことなので、修復しようと思います。発表では時間をたくさん使ってしまい、調査しボードに載せた全てを説明していたので、もっと端的に重要なキーワードを掻い摘んで話すのが良いかと思います。

発表後のゼミにて藤田先生からのご指摘は、情報収集したはいいものの集めた情報をただ並べただけになってしまい、自分の研究論文に必要か不必要かの判断が出来ていないことと論文という形に持っていくことが出来ていないというものでした。

次回のゼミまでにまず自分の収集した情報を一度洗い出し、どれが必要なものなのか、どんなものが足りていないのかを明確にし、整理すること。子ども関連の現代社会の背景や幼小接続についての論文を読むことを行いたいと思います。

橋本