20191002 中間発表
発表本番2ヶ月前の中間発表を行いました。発表会後には中間お疲れ様および新入ゼミ生歓迎の飲み会を行いました。
夏季休暇明け最後の中間発表にて、老々介護問題を緩和する「波間の休息」をプレゼンテーションしました。
川島先生からは、施設の在り方を考える必要があることを指摘されました。建築を建てることのメリットを尋ねられて答えることができませんでした。三寺先生からは、観光客との関わりばかりで、地域社会との関わりを考慮していないことを指摘されました。また、ワーキング・レスパイトケアのシステムについて尋ねられ、介護者と介護士がスイッチすることなどを説明すると一応の納得を得られたので、発表内では説明不足だったように感じました。反省会では前回の発表を聞いていた3年生から、図面などをパワポに載せたことで分かりやすくなったなどの意見を頂きました。
以上を踏まえて、案の説得力を上げてわかりやすくするために、何の機能(空間)で誰がどう活動するのかを具体的に決めます。発表では触れられませんでしたが、プランニングに問題があるのを自覚しているので、壁面操作やゾーニングを主にプランニングを詰めます。プランニングを詰めたら模型に使う材料などもはっきりしてくると思うので、その考察も同時に行います。
弓場
夏休み明け後の中間発表で地方観光客減少による土地の景観汚染の問題「移り行く景観と共存する」をプレゼンしました。
研究室別の2方の先生からはその場所の分析が甘かったり、そこに作る目的・魅力がいまいち伝わり切れていなかったりと、問題点に着手していないように感じられました。それをやりたい・作りたいという気持ちだけで、全体的になにがしたいのかわからないと指摘を受けました。発表の際には土地のことを知っているからこそ端的に話してしまい、全体情報の不足が多かったと感じアドバイスもしづらかったと思います。
以上のことを踏まえ、自分なりに情報をもう少し集めて相手に伝わりやすいように整理して伝えられるような内容にし、その土地でその作られた空間で何をし何を目的とするかをはっきりと具体的に決めたいと思っています。ゾーニングも足りないので、深めていきたいと思います。模型製作にもそろそろ入る段階なのでゾーニングを同時進行しながら作業を進め、気を張っていきたいと思います。
須田
最後の中間発表がありました。
前回のゼミで指摘されたオブジェの表現や、用水路を用いた際の魅力と建築としての魅力を提示することができず、2研究室の先生方に上手く伝わらなかったので、後悔が残る発表となりました。パワーポイントでの発表でしたが言葉たらずな部分も多く、あまり伝わっていないように感じました。三寺先生からは、前回の中間発表のように交通整備などではなく、建築的魅力が多く伝わるような設計をする方が自分に合ってると指摘を頂きました。川島先生からは、やはり建築的に魅力が伝わらず、この制作では抱えている問題が解決する未来が見えないと指摘を頂きました。
今回のご指摘を踏まえて改めて反省会でも言いましたが、自分のこだわる部分(核となること)がブレすぎていることに気づき、次のゼミまでには建築的魅力が伝わるプランを提示するとともに、今の案をもっと深く掘り下げていこうと思います。
村井
10月2日の中間発表にてご指摘いただいたことと反省点、改善点を記述していきます。
まず、発表にて川島先生からは調査したことが広く浅いため研究と呼べるにまでなっておらず、論文に起こすのは難しいとご指摘いただきました。論文のテーマにする箇所をもっと絞って深く追求する必要があります。三寺先生からはどこまでが見聞でどこからが研究なのかが分かりづらいとのご指摘がありました。ボードやプレゼン自体にもメリハリを付け、どこが重要な箇所なのかを明確にしたプレゼンを行おうと思います。また、しのさんからはプレゼン自体についてもご指摘いただきました。プレゼンボードはダイアグラムの配置に連動性がなかったり、1枚目と2枚目の関連性が分かりづらかったりで見にくい要素がいくつかあったとのことなので、修復しようと思います。発表では時間をたくさん使ってしまい、調査しボードに載せた全てを説明していたので、もっと端的に重要なキーワードを掻い摘んで話すのが良いかと思います。
発表後のゼミにて藤田先生からのご指摘は、情報収集したはいいものの集めた情報をただ並べただけになってしまい、自分の研究論文に必要か不必要かの判断が出来ていないことと論文という形に持っていくことが出来ていないというものでした。
次回のゼミまでにまず自分の収集した情報を一度洗い出し、どれが必要なものなのか、どんなものが足りていないのかを明確にし、整理すること。子ども関連の現代社会の背景や幼小接続についての論文を読むことを行いたいと思います。
橋本